水とサスティナビリティー:浄化槽の使用と持続可能な未来について

夏の暑さも少しづつ緩和して来ましたが、水分補給をすることはライフスタイルとして欠かせないですね。

わたしたち人間は体の70%が水と言われていることから水とは切っても切れない関係にあり、大切に使うことはとても重要と言えますね。

水の重要性について、考えるとともにこのブログで水を浄化して持続させることに貢献している浄化槽についても取り上げて知識を深めたいと思います。
浄化槽の備忘録として活用できれば幸いです。

水資源の重要性

わたしたちは水道をひねれば水が出てくる生活をしているかもしれません。(”ひねれば”というのも今では古いですね。レバーを倒せばでしょうか)
水道が引かれ、上下水道や浄化槽のおかげで水処理がなされています。水がきれいな状態が保たれていなければ、夏の時期に水分補給や植物への水やりも難しい作業になってしまいますね。わたしたち人間だけでなく、動物や植物にも影響が出てきます。
雨が降って海に流れてたくさん残っているように思える水も、実際には水資源には恵まれていない国もあります。日本は降水量は多いものの水資源には恵まれていない国の一つです。

国土交通省からのデータによると年間使用する水の量は3分の2が農業用水で、残りの3分の1が生活用水と工業用水として用いられている。
国土交通省webサイト

サスティナビリティーへの貢献

サステナブルとは

持続可能性(じぞくかのうせい、英: sustainability〈サステナビリティ、サステイナビリティ〉)は、将来にわたって現在の社会の機能を継続していくことができるシステムやプロセスのこと。
ウィキペディア(Wikipedia)持続可能性より

水の資源も無限にあるわけではなく、実際に生活で使用している部分はごく少量であることを考えると、どのように大切に利用するかを考えることは持続させるうえで重要なことと言えます。ただ節約するという考え方ではなく、有効利用して目的を果たすために必要な量を使用することによって、生活の支えとなる水の役割を果たすことが出来ると考えます。

浄化槽の役割と技術

浄化槽とは

浄化槽とは、主として住宅のトイレから排出されるし尿と、台所・洗濯所・洗面所・風呂場などから排出される生活雑排水を、各戸毎に処理し、一定の水質まで浄化してから放流する設備です。

環境展望台サイトよりー浄化槽

浄化槽により家庭から出る生活排水(1日一人あたり約200L)BOD負荷量40g(有機物質による汚染状態を示すBOD濃度に一日当たりの流量あるいは排出量をかけたもの)の汚れをできるだけ少なくして公共用水域に放流する事ができる設備となっています。合併処理浄化槽によってトイレ排水に加えて雑排水も同時に処理できるようになり、単独処理浄化槽の約8倍の処理を行うことが出来るようになりました。技術の進歩ですね。

まとめ

水の役割を持続させることを考えながら使用するとなると、目の前の大切な水をどのように使用するか、汚れたらどのように浄化、浄水するかをよく意識して使用できますね。無駄のないでも目的を持ってしっかりと使用することによって水の惑星であるこの地球を大切に扱うように心がけたいと思います。

これから水と浄化槽とその管理について書いていきます。

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